お客様の声

熊本県T市の事例

i-MASTER運用方法

01 問合せ受付
住民からの問合せをi-MASTERへ登録
対応内容を検討
02 現場確認
住民と一緒に現場を確認
対応予定の内容を説明
03 対応・措置
対応・措置を行い内容をi-MASTERへ登録
04 報告書作成
事務所で課題出力を行い報告書作成

シルバー

01 パトロール
市内をパトロールし損傷の調査
02 事象発見
簡易的に補修できるものはその場で対応
その他対応できないものは市へ報告
03 対応・措置
対応したものはi-MASTERへ登録し、市へ報告

i-MASTER導入効果

i-MASTER導入前の課題
  • 住民や自治会からの問合せ対応の遅れや漏れを減らしたい
  • 以前対応した箇所の履歴や対応前の状態が残されていない
  • 日常管理の報告書作成が手間
i-MASTER導入後
  • 職員間でスムーズな情報共有が可能【タスク管理機能】
  • データ化により、過去の履歴を検索や地図上で見える化可能【データ化】
  • i-MASTERに登録した写真や報告内容が報告書として出力できるので、事務所内での作業が軽減【課題出力機能】

インタビュー

01 i-MASTERを知ったきっかけを教えてください。

インフラメンテナンス国民会議で、インフラの維持管理を管理出来るシステムがある事を知ったことがきっかけです。

02 導入にあたり、選定の基準とされたポイントを教えてください。
また、結果的にi-MASTERを導入することになった決めては何ですか?

i-MASTERを導入する決め手としては、以下の4点が挙げられます。

  • 位置情報(地図)と課題(タスク)が紐づいたデータで確認できること
  • 初期投資費用が少なく、特別な機器等を用意する必要がないこと
  • 苦情・要望などの情報が職員間で共有し易いこと
  • 毎日手書きで提出されていた日常パトロールの結果がシステムで出力できるようになり、いつ何処で何をしたのかを簡単に把握できること
03 年間・月間の対応件数(問合せ件数、日常管理対応件数等)
について教えてください。

i-MASTER上に挙がっている件数ベースでは、年間600件程度を対応していると思います。それに加えて、i-MASTER上に挙がってこない苦情を通じて挙がってくる要望内容や、シルバー人材の方で対応している巡視業務を合わせるともっと多くなりますが・・・・(笑)

04 日常管理はどのように行っていましたか?

日常の維持管理をデータ管理する仕組みがこれまで無く、紙の報告書と伝聞による管理をしていました。

05 日常管理を行う中で困っていることや課題はありましたか?
また、導入後と比較して、時間や手間がかかっていた作業があれば教えてください。
  • i-MASTER導入前は、現場から帰ってきて、その日の課題をExcelの報告書様式に記入することに加えて、ゼンリンから位置図をコピーして報告書に張り付ける等、日報の作成に非常に時間がかかっていたと思います。
  • また、i-MASTER導入前には、紙の報告書と伝聞による管理であったため、特定の課題に対して問合せを受けた職員でないと対応ができなかったり、一度職員が現場確認を実施済みなのにも関わらず別の職員がもう一度行ってしまう等、情報伝達・意思疎通上の非効率が発生していました。
06 日常管理の中でi-MASTERの運用方法を教えてください。
  • 住民からの問合せが来た場合には、市職員が電話を受け、不具合箇所の位置情報を確認します(この時点では位置情報が曖昧なためi-MASTERには登録しない)。そのあと現場へ行き、不具合箇所を確認した時点で携帯端末上でi-MASTERに課題登録を行います。現場から帰庁後、不足項目をPC上で穴埋めし、日報をExcel出力し決裁へまわしています。
  • 巡視業務においては、シルバーさんが毎日2名1組で巡視中に発見した不具合をi-MASTERに登録していただいています。その場で修繕できる簡易なものについては、不具合箇所を発見した時点で対応いただくことにしています(主にポットホールの穴埋め等)。巡視結果の報告については、市職員が週に1回程度i-MASTERに登録された内容を確認し、Excelから出力を行って整理していますが、シルバーさんの方で対応できなかった修繕箇所については、毎日の帰庁後に口頭で報告を受けることにしています。
07 実際にご利用いただいてみて、i-MASTERの使い勝手はいかがでしたか?

最近シルバー人材に新しい方が加わりましたが、特に問題なく使いこなしているため、操作性としては特に問題には感じていません。

08 導入いただいてから便利になったと感じる点、便利と感じる機能を具体的にお教えください。
また、i-MASTERを導入し、現場の社員の方から反響などはありましたか?

(Q05)でi-MASTER導入前の課題をお話しましたが、i-MASTERの導入により日報の作成時間が大幅に短縮されたことは、非常に大きな成果だったと考えています。また、i-MASTER導入後は職員間でスムーズな情報共有が可能となったため、1つ1つの課題に対してどの職員でも対応ができるようになりました。

09 その他、想定していた以外のメリットがございましたらお教えください。

上記のような当初想定していた課題の解決とは別に、「住民要望」や「災害」という区分で課題を一括管理できるのは大きなメリットと感じています。